病院ブログ

2021.12.06更新


育毛剤を使用されている飼い主さんへ

 

育毛剤 

 

 

(ミノキシジル外用薬への暴露と中毒)

 


育毛剤に使用されているミノキシジルという成分がワンちゃんネコちゃんに対して毒性が高いことをご存知ですか?

 

市販されている多くの育毛剤、シャンプー等にも配合されている成分です

 

 

 

育毛剤の液体そのものを舐めることは勿論のこと、使用している飼い主さんの枕カバー・髪の毛・頭皮を舐めることによっても中毒症状が出ることがあることが分かっています

 

 


寒くなって一緒に寝る機会が増えてきた今、注意して頂ければと思います
(ワンちゃんネコちゃんと一緒に寝てイチャイチャするのはとっても気持ちが良いんですけどね〜namidanamidanamida

 

育毛剤 

 

〈赤ちゃんの頭皮はいい匂い〜〉

 

 

 

 

投稿者: 葉山一色ペットクリニック

2021.11.04更新

〈わすれてませんか?フィラリアのお薬〉


フィラリア

 

寒くなってくるとついついフィラリアのお薬(+ノミダニ)を飲み忘れてはいませんか?

.

フィラリア予防薬の投薬期間としては「フィラリア感染開始1か月後~感染終了1か月後」までとなります.

 

 

神奈川県は(エリアによっても多少違いますが)、毎年5月初旬に感染が始まり11月初旬まで感染が続くため、「6月初旬~12月初旬の計7か月」予防する必要があります。(START時期によって前後します)

 

フィラリア 

 

フィラリア 

 


あっ、忘れてた!という方はすぐにチェックしてみて下さいねpad

投稿者: 葉山一色ペットクリニック

2021.05.12更新

 

フィラリア

 

フィラリア予防薬の種類 をご紹介しますpad

 

ムー

 

 

フィラリア

 

 

①フィラリア予防のみのお薬

錠剤

お肉タイプ

注射(1年持続)


体重に合わせたサイズ(薬容量)を処方します

 

フィラリア 

 


②フィラリア+ノミマダニ+お腹の虫駆除(オールインワンタイプ)

こちらも美味しいお肉タイプnote

気になる事があればご相談下さいね

 

 

フィラリア 

 

 

安全にお薬を使うために、必ず検査を行ってから投薬するようにしましょうpad

 

 

投稿者: 葉山一色ペットクリニック

2021.05.06更新

 

フィラリア

 


暖かくなってきて、ノミ・ダニやフィラリアなどが気になる季節になってきましたnote

 

 

フィラリア症という病気はご存知ですか?

 

フィラリアは、線虫という寄生虫の1つで心臓や血管に寄生し心不全などを引き起こす原因となります

 

フィラリア 

 

pic.の通り、フィラリアは蚊から感染しますが

「蚊がいる=感染する」ではありません汗

 


蚊の体内でミクロフィラリア(mf)が成長し、感染力を持つL3に成長するためには一定の気温が続く必要があります(平均気温などから感染期間を推測する方法/詳細はHDUで検索!!)

 

 

暖かい日が続き、蚊からフィラリアに感染すると、

ワンちゃん(猫ちゃんも)の体内でフィラリアがどんどん成長し、感染から90日ほどで成虫となり血管(肺動脈)や心臓に到達し症状を表します汗

そうなってしまう前にお薬を使って予防する必要がありますbibibi

 

フィラリア 

 


○フィラリアのお薬は予防薬ではなく、駆虫薬です


厳密には、「mf」「L3」「L4」に効果のある駆虫薬です。

投薬したときに体内にいるフィラリアを駆虫することによってフィラリア症の予防を行っています✨

 

 

○いつからいつまでお薬を使う必要があるのでしょうか?

「L5」に成長する前にお薬を使ってあげる必要がでてきます

 

体内に感染した「L3」が「L5」に成長するのは、感染から最短でも50日かかるので、50日以上投薬の間隔があいてしまうと感染を防ぐことが出来なくなってしまう可能性がありますnamida

 

投薬忘れなどによる感染を防ぐ目的で、フィラリアのお薬は1か月ごとに投薬するのが一般的です(万が一、数日過ぎてしまっても猶予があるように)

かつ、「L3」「L4」の段階で駆虫する必要がある為、投薬期間としては「フィラリア感染開始1か月後~感染終了1か月後」までとなります

 

神奈川県は(エリアによっても多少違いあり)、毎年5月初旬に感染が始まり11月初旬まで感染が続くため、「6月初旬~12月初旬の計7か月」予防する必要があります

 

 

フィラリア 

 

○お薬を開始する際は、フィラリアに感染していないことを確かめてから投薬を行います


万が一フィラリアに感染している子にお薬を使うと、ショック症状を起こし、最悪の場合死に至ることもあります

 

フィラリア 

 

 

安全にお薬を使うために、必ず検査を行ってから投薬するようにしましょうねnote

 

ムー

 

 

 

投稿者: 葉山一色ペットクリニック

2021.04.13更新

 

獣医療の発展によりシニア犬が増加し、運動器疾患(関節炎など)に罹患して慢性的な痛みを感じているワンちゃんの割合が増加しています


運動器疾患に罹患しているワンちゃんは健康寿命が短縮することがわかっています

 

 

運動器疾患

 

小型犬に比べると大型犬のシニア犬(10歳〜)は運動器疾患の発生率が高い!!

 

 

運動器疾患 

 

運動器疾患の罹患率が高い犬種は特に要チェックです

 

動物のいたみ研究会

 

運動器疾患による痛み(動物のいたみ研究会HPより)を見抜くポイントglitter

 

 

運動器疾患 

 

 健康寿命を伸ばすために、検診を定期的に受診し発症予防・早期にエクササイズやサプリメントをSTARTする事をおすすめしています

 

運動器疾患 

 

気になる事があればお気軽にご相談下さいねpad

 

ホームページから診察のネット予約も出来るようになりましたのでご利用下さいni

 

 

 

投稿者: 葉山一色ペットクリニック

2021.04.01更新

 

健診

 

 

 

4/1〜5/31 春の健康診断キャンペーンを行いますflower

 

健診

 

フィラリアの抗原検査と一緒に健診をオススメしていますni

 


シニア期のワンちゃんネコちゃんは半年に1度、若い子は1年に1度の健診で健康チェックをしましょうpad


混合ワクチン接種の抗体検査も一緒に行えます(外注検査になるので後日の結果報告になります)

 

フィラリアのお薬のまとめ割もありますnote

 


ネット予約も出来るようになりましたので是非ご活用下さい

 

 

 

投稿者: 葉山一色ペットクリニック

2021.03.10更新

突然意識を失い、手足をつっぱったり、バタバタさせたりすると真っ先に「てんかん」を疑うと思います。

 

てんかんとは、「種々の病因に起因する慢性の脳疾患であり、大脳神経細胞の過剰な発射に由来する反復性の発作を主徴とし、変化に富んだ臨床・検査所見の表出を伴う」とあります。

つまり2回以上発作が起きて初めて「てんかん」となります。

 

てんかんの分類は病因や発作の型で分類されます。

tenkan

 

「素因性てんかん」は、皆さんが想像するてんかんです。

脳やその他に明らかな異常を伴わない発作で、根本治療は出来ませんが、お薬を使って発作を起きにくくします。

素因性てんかんの中には難治性てんかんといってお薬に反応しにくいものもあります。

通常1種類のお薬から始めますが、発作が収まらなければ作用の異なるお薬を追加する場合もあります。

 

 

「構造的てんかん」は、脳やその他の部位に異常がありそれが原因で起こる発作をいいます。

一般的には、初回の発作が5歳以上で認められる場合は構造的てんかんが多いと言われています。

また、猫は年齢を問わず構造的てんかんが多いです。

構造的てんかんの原因は、脳炎・脳腫瘍・脳血管障害などの頭蓋内疾患の他に、内臓疾患や内分泌疾患・感染症などの頭蓋外疾患によるものも認められます。

 

頭蓋内疾患の有無はMRI検査などが必要となり、検査も簡単ではありません。

診療の際はまず身体検査・血液検査を実施し、頭蓋外に異常がないかを確認します。

異常が認められなければ、次のステップはMRI検査などを行い脳病変の有無をチェックしていきます。

 

ここ1年間ほどで5歳以上で初発の発作が起きた子を数例診る機会があり、どの子もMRI検査を行ったのですが、1件は脳腫瘍疑いでした。

ただし、5歳以下でも犬種によっては脳炎や脳障害が多い犬種もいるため、注意が必要です。

 

てんかんは基本的には生涯の治療が必要になる事が多く、お薬を切ることが出来る子はまれと言われています。

お薬を切る際も、6か月以上かけてゆっくりと量を減らしていきます。

しばらく落ち着いてるからと、飼い主さん判断でお薬をやめてしまったりすると症状の再発をすることがあるため自己判断でお薬を止めるのは避けるようにしましょう。

 

おうちで発作が起きた時は慌てずに、

① 状況の把握(できればムービー撮影)

② けがをしないように配慮(頭をがんがんぶつけたりしないよう)

③ なるべく動かさない

④ 時間を計測(どのぐらいの時間発作が起きているかが重要)

をこころがけましょう。

ふいに顔に手を近づけると、物凄い強い力で噛まれてしまう可能性もあるため気をつけましょう。

 

当院ではMRI検査が必要な際は提携病院へご紹介させていただきます。

 

何かあればご相談いただければと思います。

投稿者: 葉山一色ペットクリニック

2021.02.17更新

人気が高く飼われている方も多いフレンチ・ブルドッグ

お鼻がペチャなのが特徴で見た目も愛らしくてとても好きな犬種ですが、何といっても多いのが短頭種気道症候群です。

 

 

短頭種気道症候群は、

① 外鼻孔狭窄

② 軟口蓋過長症

③ 喉頭小のうの外反

④ 声門裂の狭窄

⑤ 喉頭・期間虚脱

などの異常を単一もしくは複合して発症します。

 

どれも基本的には外科疾患ですが、中にはリスクを伴う手術もあります。

 

 

この子は外鼻孔狭窄が認められました。

外鼻孔

鼻の穴が塞がっているのが分かると思います。

 

 

去勢手術を実施する際に同時に外鼻孔拡張術を実施しました。

外鼻孔2

鼻の穴が広がり呼吸がだいぶ楽になりました。

 

外鼻孔狭窄は身体検査で見つけることが可能ですが、そのほかの病気はレントゲンや内視鏡などの検査が必要になります。

呼吸器科の専門病院をご紹介させていただく場合もあります。

 

短頭種の子は呼吸が苦手で、夏場は特に熱中症のリスクが上昇します。

呼吸が苦しそうだったり、常に鼻がつまっているような様子がある場合は早めに診察されることをオススメします。

 

 

投稿者: 葉山一色ペットクリニック

2021.02.10更新

ワンちゃんもネコちゃんも糖尿病の初期の頃やケトアシドーシスの際の血糖値の測定は頻繁に行わなければならず、負担になるものでした。

痛みやストレスなどで病院が嫌いになる子も多く、また通院回数も増えるため飼い主さんの負担も少なくありませんでした。

 

最近は血糖値の管理を行う際に、機械を体に装着すれば毎回採血を行わなくても持続的に血糖値が測れるものがある為、頻回に検査が必要な場合は使用する機会が増えてきました。

動物用ではなくヒト用のため少し大きいのと毛刈りは必要になってしまいますが、一度装着すれば最長14日間血糖値の測定が行えます。

 

右の機械が読み込み装置

真ん中が体につける装置で、左がそれを装着するための機械です

りぶれ

 

動きが激しい子は途中で機械がずれてしまい測れなくなってしまう事もありますが、今のところ使用期限に近いぐらいまでは測れています。

 

 

装着の様子

りぶれ2

この上から洋服を着せたり、テーピングをして動かない様に固定します。

 

おうちでは、読み込み用の機械を近づけるだけで血糖値の測定が行えます。

病院でもケトアシドーシスの入院中の管理で使用することも出来るため、夜間の血糖値管理もだいぶ楽に行えるようになりました。

 

一番の課題は価格と、ずれないようにすることですが、どちらもなかなか難しいです。

今のところリブレの設置と読み込み機械の貸し出しで10000円(税別)で行っておりますが、動きが激し子は数日で外れてしまう事もあります。

動きに左右されにくいところへの設置やテーピングなどで対応していますが、設置中はなるべく激しい運動は控えて頂くことをオススメします。

 

写真の子は様々なインスリンを試しましたが、血糖値が安定するものがなかなか見つかりませんでした。

① プロジンク(犬猫専用のインスリン製剤)

② ランタス(インスリングラルギン)

③ レベミル(インスリンデテミル)

④ トレシーバ(インスリンデグルデク)

⑤ ヒューマリンN(NPH)

計5種類ほど試しましたが、10単位ほど使用しても血糖値が安定しませんでした。

ホルモン検査などのインスリン抵抗因子の検査もすべて行いましたが、何も異常はみつかりませんでした。

 

現在は合うインスリンが見つかり、少し多いですが4単位で血糖値が落ち着いています。

 

 

糖尿病は安定してしまえば頻回に検査を行う必要は無いですが、治療の初期や容量の変更時などは頻回に採血をする必要があるため、この機械のおかげで管理もしやすくなりましたし、自宅での血糖値の管理も容易に行えるようになりました。

 

使う機会が少ない方が良いですが、血糖値が安定しなかったりインスリンの変更を行う際にはご相談いただければと思います。

 

投稿者: 葉山一色ペットクリニック

2020.01.28更新

冬場は膀胱炎などの泌尿器系の病気のリスクが高くなる時期と言われています。

なぜだかご存知でしょうか?

 

いくつか理由は有りますが、寒いと運動量が低下しそれに伴って飲水量も低下し尿が濃くなることにより結石症のリスクが高まる事や、排尿を我慢することによって結果として尿が濃くなること等が原因として挙げられています。

 

先日参加した腎臓病のセミナーでは、大学病院に来院した腎臓病の子のうちの約40%が尿石症などの泌尿器系の疾患を起こしたことがある子だと言っていました。

泌尿器系の病気の予防することは将来的な腎臓病の予防にもつながるため、定期的な尿検査などの健康診断を行うように心がけましょう。

 

 

先日膀胱結石の手術を行った子のレントゲン写真です

結石

この子は頻回尿、食欲不振、嘔吐、発熱などの症状も出ていました。

レントゲンで確認すると膀胱の中に大きな結石が2つあることが確認できます。

 

つづいてエコー写真です

結石

黒くうつっているのがオシッコで、白く三角形にうつっているのが膀胱の中にある結石です。

エコーでは残念ながらいくつ石があるかは分かりませんが、レントゲンでうつらない結石もあるためエコー検査は必須です。

 

結石にはいくつも種類がありますが、出来やすい結石は「ストルバイト結石」と「シュウ酸カルシウム結石」の二つです。

「ストルバイト結石」は食事療法により溶解することができる結石なのですが、大きさや数や本人の状態により手術を選択する場合もあります。

「シュウ酸カルシウム結石」は残念ながら食事療法では溶解することが出来ないため、手術が適応になります。

 

この子は尿検査などから「ストルバイト結石」が疑われましたが、強い症状が出ていたため手術を行うことになりました。

 

摘出した結石

結石

大きいもので1cm程度の結石がたくさん膀胱の中にあり、膀胱の粘膜に食い込んでなかなか取れないものもありました。

 摘出後は膀胱や尿道内を洗浄し、結石の取り残しがないかを確認して手術終了です。

 

膀胱結石の大変なところは、再発することが多いところです。

結石の出来やすい要因はいくつかありますが、体質や性別などの変えることが出来ないものも要因の一つになってきます。

 

そのため、食事療法や飲水量の確保などを行いつつ尿検査や画像検査を行っていくことが重要になります。

 

以前尿石症になった事がある子で、しばらく検査を行っていない子は定期的に検査を行うことをオススメします。

 

院長 奈須俊介 

投稿者: 葉山一色ペットクリニック

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